20年間ほど会社経営をしており都内にオフィスを構えています。
これまでに2回オフィス移転をしましたが、従来は事業規模が大きくなってきて手狭になったオフィスから新しい広いオフィスへの移転でした。
会社経営も上向きで景気も良かったので、古いオフィスの原状回復などは管理会社に丸投げでお任せしており、費用についても全く気にも留めていなかったのです。
しかし、今回はコロナ禍の影響で、リモートワークを取り入れ、広いオフィスが必要ではなくなったことや、経営状況も上向きとは言えなくなってしまったため、少し郊外の家賃の安いオフィスに移転することにしました。また、オフィス移転費用も極力安くしたいと考えました。
そこで、オフィス移転費用の中でも結構な費用がかかる原状回復費用を、株式会社JLAにコンサル依頼したところ、最終的に24%も削減。
本記事では、どうやって原状回復費用を安くすることができたのかなどについて、詳しいことを紹介させていただきます。
原状回復工事に関する私の認識
借りていたオフィスを出ていくときには、元通りにしなければならないということは知っていました。
オフィスや店舗を賃貸する場合は契約で「退去時には入居する前の状態に戻すこと」は常識でしたから…。
しかし、新しいオフィスのレイアウトや設備をどうするかが再優先課題であって、出ていくオフィスの原状回復には興味はなく、費用を安しようということさえも考えたことはありませんでした。
実際問題として、担当者に任せていたので詳しいことは知らなかったというのが実情でした。
過去のオフィス移転について
私は今までに2回オフィスを移転したことがあります。
最初は5人くらいからスタートしたのですが、事業が軌道に乗れば10人くらいには増やしたいと思っていましたので30坪くらいのオフィスを借りました。
都内ですが都心ではなかったので、坪単価が1万円程度で月々30万円の家賃でほぼ妥当な金額だと思っていました。
事業は順調で、社員も数年後には10人に増えて予定通りに進みましたが、アクセス面で不便を感じて1度目のオフィス移転をすることに。
記憶では原状回復工事に100万円以上請求されたと思いますが、相場も知りませんでしたし、そんなものだろうと考えていました。
今回、相場を調べてみたところ、「小・中規模オフィスで2万円~5万円/坪」だということなので、この範囲に入ってはいますが、20年近く前のことなのでおそらく相場よりも高かったのだろうと思います。
その後7~8年で一つ前のオフィスに移転しましたが、そのときの原状回復工事は300万円程度でした。
50坪だったので6万円/坪ですが、これも高めの金額だったようです。
今回のオフィス移転のいきさつ
現在のオフィスは、都心の利便性の良いビルの高層階にあり、70坪ほどです。
家賃もそれなりに高いのですが、会社規模相応で業績相応だと思っていました。
しかし、今回のコロナ禍で事業を取り巻く状況が大きく変化してしまい、リモートワークの導入で出社する社員の数も減ってしまいましたので、開業当時の30坪程度の広さで都心ではないところにオフィス移転することを決めました。
フリーアドレスのテーブルと打ち合わせスペースと若干の私のスペースがあれば良いという感じです。
今回の原状回復工事の見積り金額
管理会社に移転の申し出をして、原状回復工事の見積もりを入手したのですが、なんと700万円近い金額になっておりびっくりしてしまいました。
坪単価を計算すると10万円近くになりますので、管理会社に交渉をしたのですが、専門知識もないため全く交渉にもならず頭を抱えてしまっていたのが現状です。
株式会社JLAの口コミ
社内でも対策を検討したのですが、ある社員が株式会社JLAで原状回復工事の減額交渉を請け負ってくれるという情報を見つけてくれました。
念のためにネット上の口コミを調べてみたところ、次のような投稿を発見。
原状回復費がやや高額すぎると感じ、困っていた所JLAさんのサイトを見つけてお問い合わせしました。
担当の方は10年近くこの業界一本でやっているようで、おかげさまで、当初の見積もり提示額から大幅に(約25%ほど)の値下げ交渉に成功しました。
JLAさんの料金は完全成功報酬方式で、原状回復費減額に成功した場合のみ発生するという方式なのもありがたいポイントです。
今回はお世話になり本当にありがとうございました。
創業10年ほどで1500件もの実績があり、25%ほど減額できたということなので、当社の場合だと180万円ほど減額できる可能性があるということになります。
しかも、料金は完全成功報酬方式だということなので、相談するしかないと考えました。

株式会社JLAとの打ち合わせ
早速、株式会社JLAに連絡をして最初の打ち合わせを持ちました。
すでに見積もりを入手済でしたので、現在の状況と当社としての希望金額などをお伝えしたところ、株式会社JLAにて金額査定をしていただけることになりました。
必要書類として、指定業者の工事見積書、賃貸借契約書、重要事項説明書、入居時のレイアウト図をお渡ししました。
また、この段階で機密保持契約を締結。
株式会社JLAの査定結果
ほぼ3日後に査定が完了したという連絡を受けて、再度打ち合わせをすることになりました。
株式会社JLAからは、目論見書という見積り金額と査定金額の比較表をもとに説明がありました。
基本的に内容には納得できましたし、自分たちではどうしようもないので、コンサルティングを依頼することにして契約締結。
原状復帰工事の窓口を株式会社JLAに変更
原状復帰工事に関する管理会社やオーナーとの交渉はすべて株式会社JLAが代行してくれることになり、窓口をすべて変更しました。
最終的な原状復帰工事費用
その後、株式会社JLAで指定工事業者と価格協議をしていただき、最終金額が提示されたという連絡を受け、再度打ち合わせをしました。
当初の見積もり700万円が約170万円減額されて530万円になったということで、削減費は約24%にもなりました。
ホッとした気持ちで大満足!!
その後、工事も順調に完了し、当社のオフィス移転も無事に完了しホッとしています。
成功報酬は削減金額の40%ということでしたので約70万円を支払ったのですが、それでも当初見積もりからは100万円減額できたことになりますので、とても満足しています。
>>オフィスの原状回復費用(退去費用)の減額交渉ができる会社7社の比較記事はこちら
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